2020年06月30日

海上保安庁が無人ドローン哨戒機の飛行実証開始へ

 海上保安庁が、9月から八戸飛行場にて、無人ドローン哨戒機の飛行実証開始する事を発表しました。
 https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/post-750.html

 無人ドローン哨戒機は、米国のジェネラル・アトミクス社製シーガ―ディアン(General Atomics Aeronautical Systems Inc. MQ-9B SeaGuardian)となっています。
 https://www.ga-asi.com/mq-9b

 MQ-9B SeaGuardianは、最大航続時間約35時間ですが、機体の大きさが全長11.7m、幅24.0mのため、船上での運用は難しいかと思います。船上での運用を考慮するならば、最大航続時間は短いものの、オーストリアのSchiebel社製CAMCOPTER S-100(長さ: 3.46m、幅: 1.24m、翼幅: 3.4m)が良い気がします。
 https://schiebel.net/products/camcopter-s-100/

 海上保安庁には、様々な無人ドローン哨戒機を検討・比較し、防衛省と上手く連携し、海難救助・災害対応・安全確保・犯罪取締り等に対応して頂きたいところです。
posted by Auctor at 02:38 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月27日

NITEが新型コロナウイルスに有効な界面活性剤及び次亜塩素酸水を公表(最終回)

 経済産業省と独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE: National Institute of Technology and Evaluation)が、新型コロナウイルスに対して有効な消毒物資(一部の界面活性剤及び次亜塩素酸水)をとりまとめて公表しました。
 https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626012/20200626012.html
 https://www.nite.go.jp/information/osirase20200626.html

 次亜塩素酸水については、検証対象とした次亜塩素酸水(pH6.5以下)について以下の条件で有効と判断されました。
〇次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度35ppm以上
〇ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは有効塩素濃度100ppm以上

 注意事項として、以下を挙げています。
〇次亜塩素酸水の特性や今回の検証試験結果を鑑み、次亜塩素酸のウイルス不活化に効果的な使用方法を下記に記載する。
1.汚れ(有機物:手垢、油脂等)をあらかじめ除去する。
2.対象物に対して十分な量を使用すること。

 なお、本検証試験は、物品に対する新型コロナウイルスへの消毒の有効性を検証したものであり、手指や皮膚等の消毒に対する有効性を検証したものではない。
 利用に当たっては、安全性や適正な使用法にも十分注意を払うことが必要です。製造事業者等が提供する安全性情報や使用上の注意等を十分に踏まえて、適切に使用することが必要である。

 また、以下の界面活性剤2種が新型コロナウイルスに対して有効と判断されています。
〇純石けん分(脂肪酸カリウム(0.24%以上)
〇純石けん分(脂肪酸ナトリウム(0.22%以上)

 本検討委員会(新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会)における評価/結果の取り扱いについて、以下の内容が記載されています。
〇本委員会では、新型コロナウイルスに対する除去効果について、99.99%以上の感染価減少率を一つの目安として有効性の判断を行っている。しかしながら、抗ウイルス効果の基準はその目的や用途等の様々なケースで種々の異なる目安が設定されており、その中では今回用いた「99.99%以上」という目安は、より確実性を求めた厳しい設定との意見もある。消毒はその物資の効果だけでなく、特性に応じて適切な方法を用いることで十分な効果を発揮する場合もあるため、一定のマージンをもつ意味も含めて本報告では上記の目安を用いて検討を行ったものです。
〇上記のような背景から、本報告において、ある物資の消毒方法(条件、濃度)が「有効」と判断されていないことをもって、直ちに新型コロナウイルスに対する不活化効果が「(全く)ない」という意味にはならないことにご留意をお願いいたします。
〇また、本委員会では、限られた時間と検証リソースの中で緊急的に有効性評価を行ったことから、検証できなかった物資も存在しますが、これらの検証できなかった物資が新型コロナウイルスに有効である可能性もあります。本委員会で検討した有効性評価の対象とならなかったことが、当該物資の新型コロナウイルスに対する有効性への何らかの評価を意味するものではありません。
〇なお、本委員会で行った有効性評価は、新型コロナウイルス対応に係る国民向け広報での活用を目的としたものであり、
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)、「食品衛生法」、その他の関連する法令等における評価を意味するものではありません。

 新型コロナウイルスに対して有効とされた界面活性剤を含む台所用洗剤で代用する場合は、安全上の注意として、以下が挙げられています。
〇手指・皮膚には使用しないでください
〇スプレーボトルでの噴霧は行わないでください

 新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会の検証結果を研究論文にし、世界に公開される事を期待したいところです。
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2020年06月26日

エジプトの製薬会社Ramedaがアビガンのジェネリック「Anviziram」を製造開始

 エジプトの製薬会社Ramedaが、アビガンのジェネリックである「Anviziram」の製造を開始しました。
 http://ramedapharma-ir.com/

 Anviziramには、有効成分としてファビピラビル(Favipiravir)が含まれています。ファビピラビル(Favipiravir)は、アビガン有効成分でもありますが、特許切れのため、各国でジェネリックの製造が行われています。

 現時点では価格未定ですが、2020年7月末までには、「Anviziram」が一般にも販売できる見通しとされています。

 Ramedaは、サウジアラビア、クウェート、イラク、イエメンから「Anviziram」の輸出要請を受けており、エジプト政府の承認が行われる必要があるとされています。

 エジプトで「Anviziram」が一般にも販売された後、その効果等が明らかになるかと思います。
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