ボスニア・ヘルツェゴビナの領土によって分断されているクロアチアの海岸線の2つの地域を繋ぐ橋(The Pelješac Bridge)の開通式が行われました。
The Pelješac Bridgeは、2.4Kmの長さで、クロアチア本土のKomarnaからPelješac半島のBrijestaを繋ぎ、来年6月から車で通行可能となる予定です。
現時点で、クロアチア本土の北側から南側に位置する世界遺産のドブロブニク旧市街へ行くためには、ボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアの国境検問所を通過しなければならない状態となっています。
この橋のプロジェクトは、5億ユーロ相当で、欧州連合(EU)が85%出資し、中国のコンソーシアムであるChina Road and Bridge Corporation(CRBC)が入札により受託しました。
今後、多くの地域で、橋が架けられて、移動しやすい状況が増えていくかと思います。
2021年07月30日
2021年07月29日
ファイザー社が新型コロナウイルスワクチンの2021年売上高約335億ドルと予測
ファイザー社が、新型コロナウイルスワクチンの2021年売上高を約335億ドルと予測した事を発表しました。
https://s21.q4cdn.com/317678438/files/doc_financials/2021/q2/Q2-2021-PFE-Earnings-Release.pdf
2021年7月中旬時点で締結済みの契約に基づき、2021年に提供される予定の21億回分の投与量を反映したものとなっています。
ファイザー社の新型コロナワクチンは、全世界で10億回以上の投与がされていると発表しています。
さて、国立感染症研究所では、「新型コロナワクチン接種後に新型コロナウイルス感染症と診断された症例に関する積極的疫学調査(第一報)」を公開しています。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/10534-498p01.html
○考察
「・・・本調査ではワクチンによる重症化抑制効果は評価できないが、現時点で報告のあった症例の大多数が優先接種対象である医療従事者であり、若年層が多く、無症状でも検査対象となる機会が比較的多いことなどもあり、多くが軽症および無症状であった。・・・さらに、一部の気道検体中には感染性のあるウイルスが存在していた。また、変異検出PCRおよびウイルスゲノム解析では、ワクチン接種後に感染したウイルスはおおむね感染時に国内や当該地域おいて流行しているウイルスの系統と一致する結果となった。」
○本調査暫定結果の公衆衛生的意義
「中間解析の時点では、疫学的特徴としては医療従事者が大多数であったこと以外は、特殊な疫学的特徴をもつ集団ではないことが示唆された。ワクチン1回目接種後のみならず2回目接種後14日以降においても、一部の症例では感染性のあるウイルスが気道検体中に検出されたことから、二次感染リスクも否定できないことがわかった。また、ワクチン接種後感染者から検出されるウイルスは、ワクチン接種により付与された免疫を回避できる新規の変異を有するウイルスではなく、同時期に国内各地域で流行しているウイルスであった。これらの結果より、ワクチン接種後であっても、その時点で流行しているウイルスが感染することがあること、および、ワクチン接種後感染例の一部では二次感染しうることが示唆され、ワクチン接種者における感染防止対策の継続は重要と考えられた。」
いくつかの国では、3回目の接種が検討されており、今後ファイザー社の利益に寄与する事になるかと思います。
https://s21.q4cdn.com/317678438/files/doc_financials/2021/q2/Q2-2021-PFE-Earnings-Release.pdf
2021年7月中旬時点で締結済みの契約に基づき、2021年に提供される予定の21億回分の投与量を反映したものとなっています。
ファイザー社の新型コロナワクチンは、全世界で10億回以上の投与がされていると発表しています。
さて、国立感染症研究所では、「新型コロナワクチン接種後に新型コロナウイルス感染症と診断された症例に関する積極的疫学調査(第一報)」を公開しています。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/10534-498p01.html
○考察
「・・・本調査ではワクチンによる重症化抑制効果は評価できないが、現時点で報告のあった症例の大多数が優先接種対象である医療従事者であり、若年層が多く、無症状でも検査対象となる機会が比較的多いことなどもあり、多くが軽症および無症状であった。・・・さらに、一部の気道検体中には感染性のあるウイルスが存在していた。また、変異検出PCRおよびウイルスゲノム解析では、ワクチン接種後に感染したウイルスはおおむね感染時に国内や当該地域おいて流行しているウイルスの系統と一致する結果となった。」
○本調査暫定結果の公衆衛生的意義
「中間解析の時点では、疫学的特徴としては医療従事者が大多数であったこと以外は、特殊な疫学的特徴をもつ集団ではないことが示唆された。ワクチン1回目接種後のみならず2回目接種後14日以降においても、一部の症例では感染性のあるウイルスが気道検体中に検出されたことから、二次感染リスクも否定できないことがわかった。また、ワクチン接種後感染者から検出されるウイルスは、ワクチン接種により付与された免疫を回避できる新規の変異を有するウイルスではなく、同時期に国内各地域で流行しているウイルスであった。これらの結果より、ワクチン接種後であっても、その時点で流行しているウイルスが感染することがあること、および、ワクチン接種後感染例の一部では二次感染しうることが示唆され、ワクチン接種者における感染防止対策の継続は重要と考えられた。」
いくつかの国では、3回目の接種が検討されており、今後ファイザー社の利益に寄与する事になるかと思います。
2021年07月28日
ハンガリー警察が速度制限遵守ポイントアプリをリリースへ
ハンガリー警察が、8月から、アプリを起動し速度制限を遵守した方に、ポイント(OBBPoint)を付与する事を発表しました。
http://www.police.hu/hu/hirek-es-informaciok/baleset-megelozes/aktualis/hamarosan-indul-az-obbpoint
ポイント(OBBPoint)は、後日、お店や様々なサービスの割引やプレゼントに交換可能となる予定としています。
アプリ起動後、位置情報と特定の区間に適用される制限速度を認識し、その区間内で制限速度を超えていない場合に、ポイントが付与される事となります。
アプリの同時利用は、同乗者の追加1名までとなっています。
ハンガリー警察は、運転中のデータやポイントのデータは収集しないとされています。
日本でも、通学路での車両速度制限を行うため、ポイントアプリを利用し、子供の安全を守る事が出来るかもしれません。
http://www.police.hu/hu/hirek-es-informaciok/baleset-megelozes/aktualis/hamarosan-indul-az-obbpoint
ポイント(OBBPoint)は、後日、お店や様々なサービスの割引やプレゼントに交換可能となる予定としています。
アプリ起動後、位置情報と特定の区間に適用される制限速度を認識し、その区間内で制限速度を超えていない場合に、ポイントが付与される事となります。
アプリの同時利用は、同乗者の追加1名までとなっています。
ハンガリー警察は、運転中のデータやポイントのデータは収集しないとされています。
日本でも、通学路での車両速度制限を行うため、ポイントアプリを利用し、子供の安全を守る事が出来るかもしれません。