2021年08月31日

ニュージーランドのアドバイザリーボードがファイザー製ワクチン接種後の女性死亡例は副反応による心筋炎が原因との考え

 ニュージーランドのアドバイザリーボードであるThe COVID-19 Vaccine Independent Safety Monitoring Board (CV-ISMB) が、ファイザー製ワクチン接種後の女性死亡例は副反応による心筋炎と考えている事が、ニュージランドの保健省によって発表されました。
 https://www.health.govt.nz/news-media/media-releases/clinicians-reminded-be-aware-myocarditis-and-pericarditis-symptoms

 ニュージーランドのアドバイザリーボードであるThe COVID-19 Vaccine Independent Safety Monitoring Board (CV-ISMB) は、新型コロナウイルスワクチンおよび予防接種プログラムの一環として、保健省から独立したアドバイザリーボードとなっており、有害反応モニタリングセンターや保健省にアドバイスする立場を担っています。

 最近まで、ニュージーランドの有害反応モニタリングセンター(CARM: Centre for Adverse Reactions Monitoring)では、他にも新型コロナウイルスワクチン接種後による死亡事例がありましたが、全て新型コロナウイルスワクチン接種との関連はないと考えています。

 今回の新型コロナウイルスワクチン接種と関連しているかもしれない女性死亡例は、検視官による調査中のため、詳細は公表されていませんが、2021年8月30日付け保険省の記者会見にて、詳細が分かり次第公表する予定と述べました。

 新型コロナウイルスワクチン接種後による死亡事例は、世界各国で散見されており、どの国や地域でも新型コロナウイルスワクチン接種との関連はないとされています。

 新型コロナウイルスウイルスワクチンを接種するのは、新型コロナウイルス感染と心筋炎を含むワクチンの副作用の両方のリスクを大きく上回るとされています。

 今後、ニュージーランドで詳細が公表され、新型コロナウイルスウイルスワクチン接種後の死亡が、新型コロナウイルスワクチン接種と関連するとされた場合、各国の対応が気になるところです。
 尚、緊急承認された新型コロナウイルスウイルスワクチンによる被害は、新型コロナウイルスワクチン供給契約により、製造メーカーには賠償責任はありません。


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2021年08月28日

2021年9月1日からITフリーランス及び自転車配達フリーランスが労災保険への特別加入可能へ

 厚生労働省が、2021年(令和3年)9月1日から、ITフリーランス及び自転車配達フリーランスの労災保険への特別加入が可能となる事を発表しました。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/rousai/kanyu_r3.4.1_00001.html

 特別加入制度とは、労働者以外の方のうち、業務の実態や、災害の発生状況からみて、労働者に準じて保護することがふさわしいと見なされる人に、一定の要件の下に労災保険に特別に加入することを認めている制度となっています。
○特別加入制度とは何ですか。
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei15.html

 但し、ITフリーランスで、PCを利用した一般的なデスクワーク業務を作業として行う場合やいわゆるIT講師と呼ばれる職種については、対象外となっています。(基発0803第1号令和3年8月3日 労働者災害補償保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行等について)
 https://www.mhlw.go.jp/content/000821327.pdf

 ITフリーランス及び自転車配達フリーランスの労災保険への特別加入は、特別加入団体を事業主、ITフリーランス及び自転車配達フリーランスを労働者とみなして労災保険の適用を行われます。

 特別加入団体は、厚生労働省労働政策審議会 の第98回労働条件分科会労災保険部会に出席している以下団体になるかと思います。
○フリーランス協会
○ITフリーランス支援機構
○フードデリバリーサービス協会
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-rousei_126970.html

 厚生労働省では、「労災保険制度における特別加入制度の対象範囲の拡大 」を検討するにあたり、2021年9月17日まで、国民の皆さまから提案・意見を募集中ですので、様々なフリーランスの方で特別加入制度の対象範囲の拡大を希望する方は、厚生労働省に提案・意見を送付するのが良いかと思います。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20341.html
posted by Auctor at 22:43 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月27日

特異な才能のある児童生徒の身近な事例募集

 文部科学省が、特異な才能のある児童生徒の身近な事例募集として、特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議としてのアンケートを開始しました。
 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/169/mext_00924.html

 回答締切は、2021年9月17日となっています。

 「特異な才能のある児童生徒」とは、同年齢の児童生徒の中で、知能や創造性、芸術、運動、特定の学問の能力(教科ごとの学力等)等において一定以上の能力を示す者をいいます。また、特異な才能と学習困難とを併せ有する児童生徒(いわゆる 2E の児童生徒)等も含みます。なお、小学校段階から高等学校段階までの者を対象とされています。

 特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議に於いて、以下が検討事項とされています。
(1)特定分野に特異な才能のある児童生徒の対象となる分野や才能の見いだし方について
(2)特定分野に特異な才能のある児童生徒が学校において抱える困難とその支援方策について
(3)特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する教育課程や指導の在り方について
(4)大学や民間団体等の学校外の外部機関との連携による学校での指導・支援の在り方について
(5)その他

 特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する教育に関し、学校において特異な才能をどのように定義し、見いだし、その能力を伸長していくのかという議論はこれまで十分に行われていない状況となっており、学校においては、特異な才能のある児童生徒も含め、「個別最適な学び」を通じて個々の資質・能力を育成するとともに、「協働的な学び」という視点も重視し、児童生徒同士がお互いの違いを認め合い、学び合いながら相乗効果を生み出す教育が重要とされています。

 海外のDavidson Instituteによると、ギフテッド・チルドレン(特異な才能のある児童生徒)の共通点として、以下を挙げています。
○数学年上の内容を理解する能力がある
○若くして驚くべき感情の深さと感受性を持つ
○好奇心が旺盛である
○ユニークな興味や話題に熱中する
○一風変わった、あるいは大人びたユーモアのセンスがある
○創造的な問題解決と想像力豊かな表現
○情報を素早く吸収し、繰り返しの必要性が少ない
○自意識が高く、社会性があり、グローバルな問題にも関心がある
 https://www.davidsongifted.org/prospective-families/gifted-traits-and-characteristics/

 今後、多くの特異な才能のある児童生徒が見いだされる事を期待したい所です。
posted by Auctor at 02:39 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする