2021年10月08日

税務相談チャットボット(年末調整)を開始

 国税庁が、税務相談チャットボット(年末調整)を開始した事を発表しました。
 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/chatbot/index.htm

 チャットボットの利用可能期間は、以下の期間となります。
○年末調整に関するご相談: 令和3年10月7日(木)から
○所得税の確定申告に関するご相談令和4年1月中旬から (詳細な日時は後日)

 また、令和3年分確定申告(令和4年1月上旬〜)から確定申告書等作成コーナーで、ふるさと納税、地震保険料及び医療費のマイナポータル連携による申告書の自動入力対象が拡大される予定になっています。
 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/r3_smart_shinkoku/index.htm

 年末調整手続の電子化に向けた取組も行われています。
 https://www.nta.go.jp/users/gensen/nenmatsu/nencho.htm

 年末調整がよくわかるページ(令和3年分)も公開されています。
 https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index.htm

 各種申告書・記載例(扶養控除等申告書など)のファイルも公開されています。(入力用ファイルは準備中のものがいくつかあります。)
 https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/shinkokusyo/index.htm

 令和3年分 年末調整のしかた
 https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/nencho2021/01.htm

 多くの事業者にとって年末調整の業務は煩雑であり、個人で確定申告を行う方も増えてきており、数年後には完全に年末調整を無くすようにして頂きたいところです。


posted by Auctor at 02:23 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月07日

スウェーデンで1991年以降に生まれた人へのモデルナ製ワクチン使用一時停止へ

 スウェーデン公衆衛生庁が、予防的理由から、1991年以降に生まれたすべての人に対するモデルナ製ワクチンの使用を停止することを決定した事を発表しました。
 https://www.folkhalsomyndigheten.se/nyheter-och-press/nyhetsarkiv/2021/oktober/anvandningen-av-modernas-vaccin-mot-covid-19-pausas-for-alla-som-ar-fodda-1991-och-senare/

 スウェーデンでの、モデルナ製ワクチンの使用停止は、現時点で2021年12月1日までとなります。

 モデルナ製ワクチンの使用停止の原因は、特に2回目の投与後、接種後4週間以内、主に最初の2週間以内に心筋炎や心膜炎などの副作用のリスクが増加する事が、スウェーデンと北欧のデータソースからの新しい予備分析から明確になったとしています。
 心筋炎や心膜炎は通常自然に治る場合もありますが、疑わしい症状は医師が判断する必要があるとしています。

心筋炎および/または心膜炎の症状は次のとおりです。
○倦怠感と息切れ
○不整脈と動悸
○体の発熱と痛み
○胸の圧迫感や重さ
○深く呼吸すると痛い
○胸の左または中央の痛み

 スウェーデン公衆衛生庁は、代わりにファイザー製ワクチンの接種を推奨しています。


 ノルウェー公衆衛生機構は、スウェーデンの発表を考慮し、2回目の投与は、初回にどのmRNAワクチンを接種したかに関係なく、ファイザー製ワクチンを接種する事を推奨しています。
 https://www.fhi.no/en/news/2021/myocarditis-in-boys-and-young-men-can-occur-more-often-after-the-spikevax-v/

 ノルウェー公衆衛生機構によると、米国から報告された副反応のモニタリング分析では、ファイザー製のワクチンよりもモデルナ製のワクチンを2回目の接種として使用した場合、心筋炎の頻度が高い可能性が示唆されていましたが、その数は少なく、不確実なものとされていました。しかし、カナダ・オンタリオ州の新しいモニタリングデータは、この観察結果が正しいことを立証しており、ノルウェー、スウェーデン、その他の国の予備的なモニタリングデータも同じことを示している可能性があるとしています。

 心筋炎は、心筋の炎症が発生するmRNAワクチンのまれな副作用であり、ファイザー製とモデルナ製の両方のワクチン接種後に観察されていおり、特に男の子と若い男性の間で、若い年齢層でより頻繁に発生します。これは主に2回目のワクチン投与後に見られるとされています。

 過去の米国の資料では、若い世代がmRNAワクチン接種後に心筋炎/心膜炎が多発している事については、ファイザー製の方が多かったのですが、スウェーデンが今回の決定に至るためのデータは異なっていたようです。
https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/slides-2021-06.html

 日本で、新型コロナワクチン接種を受けた方で、体調に変化がある方は、医師の診断を受けるのが良い気がします。
posted by Auctor at 00:06 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月05日

デジタル庁が新しいアイデアボックスを開始

 デジタル庁が、デジタル社会のかたちやデジタル改革の進め方について、幅広い国民の皆様からご意見やアイデアを募集し、オープンに共有・議論するコミュニティプラットフォームとして新しいアイデアボックスに「PoliPoli Gov(β版)」を採用し、実証事業を開始した事を発表しました。
 https://www.digital.go.jp/posts/4vlrFBy3

 なお、新しいアイデアボックスの開始に伴い、デジタル改革アイデアボックスの新規ユーザー登録及び投稿を含む一切の運用は、2021年(令和3年)10月11日(月)をもって終了します。
 これまでの意見やアイデアは、アーカイブ化し、デジタル庁の「声を届ける」へ掲載予定とされています。
 https://www.digital.go.jp/get-involved

 アイデアボックス・第一弾企画(「デジタルの日」連動企画)として、2021年(令和3年)10月10日(日)まで、以下、4点の問いに対する意見を募集しています。
○行政のデジタル化にどんなことを期待しますか?
○教育デジタル化にどんなことを期待しますか?
○医療のデジタル化にどんなことを期待しますか?
○情報アクセシビリティが低くて困っていることは何ですか?

 人気の意見に選ばれた方は「2021年デジタルの日」(10月10日開催予定)でのオンラインイベントでデジタル大臣から直接コメントをいただけるチャンスもあるとされています。

 「2021年デジタルの日」オンラインイベントは、2021年10月10日(日)13時より、YouTube、Twitterにて生配信される予定となっています。
 https://www.digital.go.jp/posts/b-SItqGk

 今後、新しいアイデアボックスに届けられた意見に対してのコメント等は、デジタル庁大臣の記者会見やデジタル庁公式Noteサイトで、行って頂きたい所です。
 https://digital-gov.note.jp/
posted by Auctor at 23:39 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする