2021年10月07日

スウェーデンで1991年以降に生まれた人へのモデルナ製ワクチン使用一時停止へ

 スウェーデン公衆衛生庁が、予防的理由から、1991年以降に生まれたすべての人に対するモデルナ製ワクチンの使用を停止することを決定した事を発表しました。
 https://www.folkhalsomyndigheten.se/nyheter-och-press/nyhetsarkiv/2021/oktober/anvandningen-av-modernas-vaccin-mot-covid-19-pausas-for-alla-som-ar-fodda-1991-och-senare/

 スウェーデンでの、モデルナ製ワクチンの使用停止は、現時点で2021年12月1日までとなります。

 モデルナ製ワクチンの使用停止の原因は、特に2回目の投与後、接種後4週間以内、主に最初の2週間以内に心筋炎や心膜炎などの副作用のリスクが増加する事が、スウェーデンと北欧のデータソースからの新しい予備分析から明確になったとしています。
 心筋炎や心膜炎は通常自然に治る場合もありますが、疑わしい症状は医師が判断する必要があるとしています。

心筋炎および/または心膜炎の症状は次のとおりです。
○倦怠感と息切れ
○不整脈と動悸
○体の発熱と痛み
○胸の圧迫感や重さ
○深く呼吸すると痛い
○胸の左または中央の痛み

 スウェーデン公衆衛生庁は、代わりにファイザー製ワクチンの接種を推奨しています。


 ノルウェー公衆衛生機構は、スウェーデンの発表を考慮し、2回目の投与は、初回にどのmRNAワクチンを接種したかに関係なく、ファイザー製ワクチンを接種する事を推奨しています。
 https://www.fhi.no/en/news/2021/myocarditis-in-boys-and-young-men-can-occur-more-often-after-the-spikevax-v/

 ノルウェー公衆衛生機構によると、米国から報告された副反応のモニタリング分析では、ファイザー製のワクチンよりもモデルナ製のワクチンを2回目の接種として使用した場合、心筋炎の頻度が高い可能性が示唆されていましたが、その数は少なく、不確実なものとされていました。しかし、カナダ・オンタリオ州の新しいモニタリングデータは、この観察結果が正しいことを立証しており、ノルウェー、スウェーデン、その他の国の予備的なモニタリングデータも同じことを示している可能性があるとしています。

 心筋炎は、心筋の炎症が発生するmRNAワクチンのまれな副作用であり、ファイザー製とモデルナ製の両方のワクチン接種後に観察されていおり、特に男の子と若い男性の間で、若い年齢層でより頻繁に発生します。これは主に2回目のワクチン投与後に見られるとされています。

 過去の米国の資料では、若い世代がmRNAワクチン接種後に心筋炎/心膜炎が多発している事については、ファイザー製の方が多かったのですが、スウェーデンが今回の決定に至るためのデータは異なっていたようです。
https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/slides-2021-06.html

 日本で、新型コロナワクチン接種を受けた方で、体調に変化がある方は、医師の診断を受けるのが良い気がします。
posted by Auctor at 00:06 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする