令和4年度予算政府案は、107兆5964億円となっており、2022年1月17日に召集予定の第208回国会(2020年6月15日までの150日間の予定)にて、審議される予定となっています。
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2022/seifuan2022/index.html
以下、新規予算となります。
○内閣官房
オリンピック・パラリンピックレガシー推進室 1.48億円
孤独・孤立対策担当室 1.31億円
こども家庭庁設置法案等準備室 2.8億円
https://www.cas.go.jp/jp/yosan/index.html
○人事院
国家公務員志望者増に向けた人材発掘施策の新規展開 6500万円
情報通信機器を用いたこころの健康相談室の実施 200万円
オンライン研修等の推進 1700万円
https://www.jinji.go.jp/kisya/2112/yosan-gaiyo4.html
○内閣府
グリーンGDP等の環境要因を考慮した統計・指標の研究 3400万円
地方移住窓口機能強化支援事業 1000万円
DX地域活性化推進事業 9500万円
「地方創生×脱炭素」推進事業 3000万円
沖縄域外競争力強化促進事業 9.15億円
沖縄型産業中核人材育成・活用事業 3.06億円
沖縄型クリーンエネルギー導入促進調査事業 1.1億円
子供・若者の現状・課題に関する調査研究 6500万円
交通安全対策総合調査経費 2100万円
北方領土啓発次世代ラボ 1900万円
デジタルの活用による情報発信の整備・拡充(北方領土問題に係る国民世論の啓発等) 5200万円
https://www.cao.go.jp/yosan/yosan.html#yosan
○警察庁
通学路等における子供をはじめとする歩行者の安全対策 11.5億円
https://www.npa.go.jp/policies/budget/index.html
○消費者庁
取引DPFにおける消費者利益保護等推進事業 1.2億円
孤独・孤立に起因する消費者被害防止等のための啓発 3000万円
https://www.caa.go.jp/policies/budget/
○復興庁/水産庁
水産業復興販売加速化支援事業 41億円
福島県次世代漁業人材確保支援事業 4億円
特定復興再生拠点区域外に係る調査等事業 14億円
国際教育研究拠点推進事業 25億円
東日本大震災の教訓継承事業 1億円
https://www.reconstruction.go.jp/topics/post-72.html
https://www.jfa.maff.go.jp/j/budget/index.html
○総務省
推進体制の構築支援(デジタル・ガバメントの推進) 4000万円
デジタル時代における郵便局等の公的地域基盤連携の推進 8000万円
Beyond 5G の研究開発 100億円
グリーン社会に資する光ネットワークの研究開発 14億円
地域セキュリティコミュニティの強化支援 4000万円
グローバルな環境変化を踏まえた通信インフラのサプライチェーン強靱化 7000万円
被災地方団体への人的支援の推進 1000万円
デジタル時代における郵便局等の公的地域基盤連携の推進 8000万円
国の行政の業務改革の推進 6000万円
令和5年住宅・土地統計調査実施の準備 8億円
参議院議員通常選挙関係経費 604.7億円
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kanbo04_02000178.html
○外務省
2023年日ASEAN友好協力50周年に向けた準備 4000万円
機微技術流出防止のためのAIを活用した情報収集・分析 1000万円
情報保全専門家育成に係る研修参加費 700万円
官民連携推進事業(農林水産物・食品輸出促進アドバイザーの新規設置) 1000万円
AI技術の活用による国際情勢分析能力強化 8000万円
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/yosan_kessan/mofa_yosan_kessan/index.html
○文部科学省/文化庁
児童生徒性暴力等の防止等に関する理解を深めるための手法の開発に関する研究 400万円
児童生徒性暴力等防止推進事業 900万円
GIGAスクール運営支援センター整備事業 10億円
学習者用デジタル教科書を活用した教師の指導力向上事業 5800万円
デジタル化に対応した教科書制度の見直しに向けた調査研究事業 5700万円
幼保小の架け橋プログラム事業 1.8億円
幼児教育のデータの蓄積・活用に向けた調査研究 6000万円
新時代に対応した高等学校改革推進事業 2億円
脊柱側弯症検診に関する調査研究 1200万円
学制150年記念事業 3000万円
ミッション実現戦略分(国立大学改革の推進等) 202億円
教育研究組織の改革に対する支援(国立大学改革の推進等) 83億円
障害のある学生に対する支援 3億円
地域活性化人材育成事業 〜SPARC〜 15億円
ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業 8億円
「日本語教育の参照枠」を活用した教育モデル開発 2500万円
外国人学校の保健衛生環境の確保に向けた取組 6300万円
在外教育施設重点支援プラン 5300万円
在外教育アドバイザーの設置 1200万円
読書活動総合推進事業 5000万円
国立大学における障害のある学生に対する支援 2.55億円
地域スポーツ連携・協働再構築推進プロジェクト 2851.2万円
幼児期からの運動習慣形成プロジェクト 6580.7万円
GIGAスクール環境下における体育活動及びインクルーシブ体育の充実 1800万円
競技団体の組織基盤強化支援事業 3億円
ポストスポーツ・フォー・トゥモロー推進事業 2億円
スポーツ×テクノロジー活用推進事業 2億円
全国アントレプレナーシップ醸成促進事業 8800万円
博物館機能強化の推進 4.24億円
舞台芸術グローバル拠点事業 1.29億円
AI等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業 9.91億円
気候変動予測先端研究プログラム 5.5億円
次世代X-nics半導体創生拠点形成事業 9億円
次世代計算基盤の調査研究 4億円
美術品DXによる管理適正化・市場活性化推進事業 4400万円
中学校における部活動指導員の配置支援事業 1.8億円
文化芸術による子供育成推進事業 55.45億円
国民文化祭を契機とした三の丸尚蔵館の地方展開 800万円
資格の整備等による日本語教育の水準の維持向上 5100万円
「日本語教育の参照枠」を活用した教育モデル開発事業 2500万円
https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00003.htm
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/yosan/index.html
○厚生労働省
勤務医等を対象とした働き方改革周知・啓発 1000万円
医師の働き方改革にかかる地域医療への影響等に関する調査 8000万円
潜在看護師の復職支援等による人材確保 3300万円
薬剤師の資質向上に向けた研修の推進 2500万円
地域づくりの加速化のための市町村に対する伴走的支援等の実施 7500万円
医療情報化支援基金による支援 735億円
後発医薬品の信頼確保のための体制・取組の強化 1.4億円
デジタルなど成長分野を支える人材育成の強化 504億円
非正規雇用労働者のキャリアアップ 268億円
リカレント教育など生涯にわたる能力発揮の促進 96億円
成長分野などへの労働移動の円滑化支援 150億円
新規学卒者等(専門学校生等)への就職支援 4.6億円
IT分野等の新たなスキルの習得に向けた職業訓練の強化 7億円
労働者協同組合の設立の支援 6700万円
中小企業へのハラスメント対策取組支援 2400万円
カスタマーハラスメント対策等の推進 3000万円
看護、介護、保育など現場で働く方々の収入の引上げ 395億円
子どもらしい生活を送ることができないヤングケアラーを福祉サービスにつなぐコーディネーターの配置や実態調査・研修等支援体制の強化 252億円
妊産婦等の健康支援を実施する性と健康の相談センターの創設 9.2億円
オンライン相談や健診に必要な備品整備などの地域の母子保健事業の強化 5.3億円
意思決定支援の推進等による権利擁護支援の強化(成年後見制度の利用促進) 1.3億円
働く障害者の就労に伴う定着支援 1700万円
介護施設等の災害復旧に対する支援(復興) 7.1億円
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html
○農林水産省/林野庁
新事業創出・食品産業課題解決に向けた支援 2億円
みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業 35億円
みどりの食料システム基盤農業技術のアジアモンスーン地域応用促進事業 1億円
将来の農地利用ビジョンを含む人・農地プランの策定の着実な推進 3億円
農地利用効率化等支援交付金 21億円
集落営農活性化プロジェクト促進事業 4億円
農業現場における労働力の確保 1億円
「新しい林業」に向けた林業経営育成対策 5億円
カーボンニュートラル実現に向けた国民運動展開対策 2億円
https://www.maff.go.jp/j/budget/r4kettei.html
https://www.rinya.maff.go.jp/j/rinsei/yosankesan/index.html
○経済産業省
ものづくり等高度連携・事業再構築促進事業 10.2億円
カーボンニュートラルに向けた自動車部品サプライヤー事業転換支援事業 4.1億円
次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト 29.3億円
洋上風力発電人材育成事業 6.5億円
洋上風力発電の導入拡大に向けた調査支援事業 2.1億円
需要家主導による太陽光発電導入促進補助金 125億円
小出力発電設備等保安力向上総合支援事業 3億円
地域における新たな燃料供給体制構築支援事業費 6.4億円
産業DXのためのデジタルインフラ整備事業 22億円
サプライチェーン・サイバーセキュリティ対策促進事業 3億円
先端半導体の国内生産円滑化のための利子補給金 9000万円
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2022/index.html
○観光庁
ポストコロナを見据えた新たなコンテンツ形成支援事業 4.48億円
持続可能な観光推進モデル事業 1.5億円
https://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_008292.html
○環境省
地域脱炭素移行・再エネ推進交付金 200億円
脱炭素化に資する民間事業への投資加速のための出資制度の創設 200億円
ナッジ×デジタルによる脱炭素型ライフスタイル転換促進事業 18億円
洋上風力発電の導入促進に向けた環境保全手法の最適化実証等事業 5億円
地域共生型地熱利活用に向けた方策等検討事業 3億円
ESG金融実践促進事業 3億円
地域活性化と脱炭素化の同時実現に向けた地域連携・分野横断による脱炭素技術の開発・実証支援(地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業) 50億円
OECMを活用した健全な生態系の回復及び連結促進事業 1億円
地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業 50億円
空港・港湾・海事分野における脱炭素化促進事業 13億円
潮流発電による地域の脱炭素化モデル構築事業 7億円
木材の再利用による CE×CN の同時達成方策評価検証事業 1億円
IoTを活用したフロン類漏えい検知技術等による省 CO2 効果等評価・検証事業 1億円
地域資源循環を通じた脱炭素化に向けた革新的触媒技術の開発・実証事業 19億円
犬猫の譲渡促進等に係る総合推進費 3000万円
http://www.env.go.jp/guide/budget/r04/4_1.html
○防衛省
SSAレーザー測距装置の取得 190億円
衛星コンステレーションによる移動目標の追尾のためのAI技術に係る研究 1億円
サイバー人材共通のスキル評価指標作成のための調査・研究 5000万円
サイバー分野における部外力の活用に関する調査・研究 3000万円
サイバー攻撃へ対処する技術の研究 24億円
制御システムのサイバーセキュリティに関する調査・研究 1000万円
高出力マイクロ波(HPM:High Power Microwave)照射技術の実証 72億円
多用機用センサーシステムの搭載に関する調査研究 3000万円
電磁波管理機能の整備 3億円
艦艇の電磁シグネチャ管理 4000万円
電波情報収集機(RC-2)用機上電波収集模擬システムの取得 9000万円
米国における電子戦訓練の実施 2000万円
滞空型UAV(Unmanned Aerial Vehicle 無人航空機)の試験的運用 47億円
艦載型UAV(小型)に関する研究(性能試験) 6億円
哨戒艦の基本設計 4億円
戦闘支援無人機コンセプトの検討 101億円
12式地対艦誘導弾能力向上型(艦発型・空発型)の開発 393億円
ミサイル防衛のための滞空型無人機活用の検討 1億円
標準型ミサイルSM-6の取得 202億円
イージス・システム搭載艦に搭載するレーダー(SPY-7)の洋上仕様変更 58億円
将来レールガンの研究 65億円
基地防空用地対空誘導弾(改)及び新近距離地対空誘導弾の開発 18億円
輸送船舶の取得2隻 102億円
小型の攻撃型UAVからの防護に係る研究 1億円
小型の攻撃型UAVの運用に係る研究 3000万円
無人機雷排除システムの整備 12億円
ミサイル防衛のための滞空型無人機活用の検討 1億円
基地警備におけるレーザー・システムの運用要領の研究 1000万円
基地警備における監視機能強化に関する実証 3000万円
海自輸送機(C-130R)のPBL(Performance Based Logistics) 128億円
PBL導入に向けた調査分析 1億円
大学キャリアセンターとの連携強化 2000万円
就職援護施策に係る調査及び検討 1000万円
早期離職防止等教材の整備 700万円
防衛大学校における学生生活の充実のための部外力の活用 700万円
勤務時間管理システムの整備 1.1億円
テレワークの円滑な実施などに資する行政文書の電子媒体化の実施 2000万円
米豪欧各国の研究機関等との政策シミュレーション国際会議を主催し、政策シミュレーションにおける信頼性及び存在感を高め、組織的連携を強化 700万円
感染症対処能力を踏まえた自衛隊衛生の在り方に関する調査 200万円
救急車の応急装甲材付加の研究 2億円
ゲーム・チェンジャーの早期実用化に資する取組 84億円
極超音速誘導弾等に用いる高速飛しょう体用シーカーの研究 40億円
水中無人機(UUV: Unmanned Underwater Vehicle)用海洋状況把握モジュールの研究 60億円
プロジェクト管理の質的向上 4000万円
ライフサイクルコスト見積り等の改善 3億円
防衛装備品の製造工程効率化の促進を支援するため、企業の製造工程に先進技術を導入する事業等を実施 6億円
米軍の維持整備事業等へ参画するための諸課題(米国法令の知見等)について、国内企業が専門的知見からアドバイスを受けられるワンストップ相談体制等を整備 4億円
国内企業がグローバルなサプライチェーンに進出できるよう、経験豊富な米国プライム企業等から事業体制の整備について支援を受けられる体制を構築 1億円
東南アジア諸国における装備技術協力に資するよう、装備品の維持整備について我が国の技術力をいかした教育支援等を実施 2億円
防衛関連中小企業のサイバーセキュリティの向上を支援するため、脆弱性調査・設備導入等を実施 8億円
防衛調達における情報セキュリティの強化 5000万円
防衛産業のDXを推進するための革新的技術とその適用にかかる調査研究を実施 6000万円
https://www.mod.go.jp/j/yosan/yosan_gaiyo/index.html
○デジタル庁
コンプライアンス確保、調達改革に係る経費 2.5億円
準公共分野デジタル化推進に係る経費 10.9億円
サイバーセキュリティ確保環境整備に係る経費 1.2億円
https://www.digital.go.jp/budget
令和4年度の予算は、新たな技術や社会情勢に対応した多くの新規予算が組み込まれています。令和4年度は、どこまでデジタル技術を活用できるかが重要な点になってくる気がします。