https://www.hyms.ac.uk/about/news/2022/scientists-discover-microplastics-in-deepest-section-of-the-lungs
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969722020009
肺組織は、日常診療の一環として、まだ生きている患者さんに行われた外科的処置から採取され、肺の上部で11個、中部で7個、下部で21個のマイクロプラスチックが発見された事を明らかにしています。
研究者らは、最も多く検出されたマイクロプラスチックは、劣化したプラスチック包装やキャリーバッグなどに含まれるポリエチレン、衣類に含まれるナイロン、劣化した道路や塗料、タイヤのゴムに含まれる樹脂であることを突き止めました。
今回の研究データは、大気汚染、マイクロプラスチック、人間の健康という分野において重要な進歩をもたらすとされ、今後、マイクロプラスチックが呼吸器の健康に与える影響に関する研究の方向付けに役立っていくとされています。
遠くない未来には、肺からマイクロプラスチックを排出する方法が確立されるかもしれません。