2022年06月27日

「エキストラバージンオリーブオイル」の表示に関する公正競争規約設定へ

 消費者庁が、日本国内において販売される「エキストラバージンオリーブオイル」の表示について、国際オリーブ協会の国際規格に準拠した基準等を引用する形で規定する事を公表しました。

 パブリックコメント「エキストラバージンオリーブオイルの表示に関する公正競争規約(案)」等に関する意見募集についてに於いて、意見募集中です。
 https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=235070039&Mode=0

 「エキストラバージンオリーブオイル」は、国際オリーブ協会の国際規格において、その製法の違い、精製の内容等により品質ごとに区分され、このうち最も品質が高いものを「エキストラバージンオリーブオイル」と区分することが決められています。

 しかし、日本は国際オリーブ協会に加盟しておらず、品質規格に関する法規定が無いため、農林水産省の農産物に対する法律であるJAS法では、「エクストラバージンオリーブオイル」と言う定義は無く、「オリーブ油の酸価は2%以下」の規定しかありません。

 国際オリーブ協会によって定められている「エキストラバージン」は、以下の条件を満たしている必要があります。
@オリーブの実だけを使用していること
A機械的または物理的な作業のみによってつくられていること
B酸度が100gあたり0.8gを超えないもの
C風味に悪臭などの欠陥がひとつもないこと
D約20項目もの専門家による官能検査にパスしていること

 詳細は、国際オリーブ協会の国際規格(COI/T.15/NC No 3)にて、既定されています。
 https://www.internationaloliveoil.org/wp-content/uploads/2019/11/COI-T.15-NC.-No-3-Rev.-13-2019-Eng.pdf

 日本独自で、公正競争規約を設定するよりは、国際オリーブ協会に加盟した方が良い気がします。
posted by Auctor at 23:36 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする