2022年07月07日

ジンバブエの中央銀行が法定通貨として金貨の発行開始へ

 ジンバブエの中央銀行が2022年7月25日から、法定通貨として金貨を、現地通貨(ZW$)と米ドル(USD)の両方で販売する事を発表しました。
 https://www.rbz.co.zw/index.php/publications-notices/notices/press-release/1193-introduction-of-gold-coins

 販売価格は、国際金価格と製造コストに基づく価格で、ジンバブエの中央銀行の子会社又はジンバブエ国内の銀行又は海外の銀行パートナーを通じて販売されます。

 販売される金貨は、国内および国際的に取引可能であるとされ、各金貨にはシリアル番号が付与されるとされています。また、銀行がコインを買い戻す事も可能になっています。

 ジンバブエのインフレ率は先月191%となっており、金貨は、自国通貨安の原因とされている「価値の貯蔵と米ドル需要の減少」に役立つと期待されています。

 ジンバブエの中央銀行は、2022年6月27日に、金利を80%から200%に引き上げ、今後5年間米ドルを法定通貨とする計画の概要を発表していました。

 この方策が上手く機能するかどうか、今後の動向に注目したいところです。 

 


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2022年07月05日

au(LTE)通信サービス契約約款 - KDDI

 KDDI株式会社が、2022年7月2日 (土) 01時35分より発生していた障害が、2022年7月5日 (火) 15時36分に問題がないと最終確認した事を発表しました。
 https://www.kddi.com/

 au(LTE)通信サービス契約約款 - KDDIの第11章損害賠償によると、au(LTE)通信サービスが全く利用できない状態にあることを認知した時刻から起算して、24 時間以上その状態が連続したときに限り、損害を賠償しますとされています。
 au(LTE)通信サービスが全く利用できない状態を認知した時刻以後のその状態が連続した時間(24 時間の倍数である部分に限ります。)について、24 時間ごとに日数を計算し、その日数に対応するそのau(LTE)通信サービスに係る次の料金の合計額を発生した損害とみなし、その額に限って賠償しますとされています。
 https://www.kddi.com/extlib/files/corporate/kddi/kokai/keiyaku_yakkan/pdf/honbun_kddi_lte.pdf

 よって、賠償額は2日分のみになるかと思います。

 社会システムが弱体化する中で、様々なインフラ事故が発生するようになるのは、歴史が証明しています。
posted by Auctor at 23:05 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする