3Dプリンターで成形するカスタムメイド人工骨「CTボーン」は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構のプロジェクトで、株式会社ネクスト21と東京大学と理化学研究所の研究チームが開発した物になっています。
3Dプリンターで成形するカスタムメイド人工骨「CTボーン」は、骨の欠損部をカルシウム粉体(原料はリン酸カルシウムを再結晶化させたもの)により0.1mm単位の精度で再現でき、元の骨にくっついて同化し、骨代謝(古い骨が新しい骨に生まれ変わる新陳代謝)に取り込まれ、数か月から数年後には患者自身の骨と置き換わるものになっています。
膝の軟骨がすり減った方にも、3Dプリンターで成形するカスタムメイド人工骨「CTボーン」が利用できるようになれば多くの方にとって朗報になるかと思います。