2020年11月11日

中古電気自動車のバッテリー交換

 ニュージーランドで、日本名ブランドの電気自動車を中古で購入後、バッテリー交換費用が中古自動車購入価格の約10倍となる事例が報道されました。
 その自動車が輸入された時の電池の劣化状態であるSOH(States Of Health)は、69.42%であり、購入者には、その数値は伝えられていませんでした。
 日本から輸入された数千台の中古車については、ニュージランドの日本メーカーは責任を負わず、電気自動車のバッテリー問題は車両輸入者の責任とされています。

 日本も含めて、中古電気自動車の販売時には、SOH(States Of Health)は、表示されておらず、今後、電気自動車の普及に伴い、バッテリーの冷却装置が水冷式でない電気自動車の問題は、社会問題化するかもしれません。
 また、日本メーカーと現地法人がリーズナブルなバッテリー交換費用を準備しなければ、バッテリーが劣化した自動車は、数年で廃棄される事となり、国際問題として取り上げられ、日本からの中古電気自動車の輸出は、禁止になるかもしれません。

 日本が電気自動車を推進するのであれば、中古電気自動車販売時に電池の劣化状態であるSOH(States Of Health)又は同等の値を表示すべきかと思います。


posted by Auctor at 01:04 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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