2020年11月19日

ケニア政府が既存のIDカードに代わるマイナンバーカードの配布を2020年12月から開始へ

 ケニア政府が、既存のIDカードに代わるマイナンバーカードの配布を2020年12月から開始し、既存のIDカードを2021年12月12日までに段階的に廃止する事を発表しました。

 ケニア政府のマインナンバーカードは、フドゥマ・ナンバーカード(Huduma Namba Card)の名称で、運転免許書のように、表面に、写真とID番号/氏名/生年月日/性別/発行地/発行日時が記載されています。
 裏面には、QRコードとICチップがあります。
 ICチップには、運転免許書番号やパスポート番号やNSSF(National Social Security Fund)やNHIF(National Hospital Insurance Fund)等が格納されます。

 18歳未満は、Minors Huduma Namba Cardを受け取る予定となっており、出生後90日以内に登録申請が必要とされています。6歳になった時にMinors Huduma Namba Cardを受け取り、小学校入学時に必要な物となります。

 18歳以上のケニア国民は、Adult Huduma Namba Cardが発行される予定となっており、非居住者や外国人には、Foreign Nationals Huduma Namba Cardが発行される予定となっています。

 日本よりケニアの方がよく考えられた仕組みになっている気がします。今後、発足するデジタル庁職員は、ケニア政府から多くの事を学ぶ必要があるかと思います。
posted by Auctor at 03:18 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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