https://northvolt.com/articles/first-cell/
欧州企業によって大型工場でリチウムバッテリーセルが設計/開発/組み立てられ、2022年にリチウムバッテリーセルを商用提供開始される予定となっています。
Northvolt社は、欧州自動車メーカーのBMW、Volkswagen、Volvo Carsから265億ユーロ相当の注文をすでに受注しています。
Northvolt社の大型工場は、再生可能エネルギーのみを利用し、今後数年間で、100万台の電気自動車にバッテリーを供給するのに十分な量である年間60GWhを生産見込みとしています。
Northvolt社は、リサイクル技術を活用し、2030年までにリサイクルセルから新しいセルの原材料の半分を調達する予定でとされています。
https://northvolt.com/products/revolt
廃リチウム電池は、今後、世界各国で需要が高まってくる可能性があり、レアメタル資源循環政策が重要になってくるかと思います。
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構は、使用済電池から低コストで超高純度リチウム回収について、プレスリリースを発表し、今後、海水からのLi回収技術確立、すなわち無尽蔵のLi資源の確保を目指して研究開発を進めていくとしています。
https://www.qst.go.jp/site/press/20211207.html
今後、数年間で、世界の電気自動車の勢力図は大きく変化するかもしれません。