https://www.europarl.europa.eu/news/en/press-room/20220603IPR32196/deal-on-common-charger-reducing-hassle-for-consumers-and-curbing-e-waste
消費者は新しい機器を購入するたびに異なる充電器やケーブルを必要としなくなり、1つの充電器ですべての小型および中型携帯電子機器を使用できるようになります。
有線ケーブルで充電するスマートフォン、タブレット、電子書籍端末、イヤホン、デジタルカメラ、ヘッドホン・ヘッドセット、携帯ゲーム機、ポータブルスピーカー、携帯ナビゲーション機器は、メーカーに関係なく、USB Type-Cポートの搭載が義務づけられることになりました。また、ノートパソコンも規則発効後40カ月までに要件に適合させる必要があります。
また、急速充電に対応した機器については充電速度が統一され、対応する充電器であれば同じ速度で充電できるようになります。
消費者には、新しい機器の充電特性に関する明確な情報が提供され、既存の充電器との互換性を確認することが容易になり、新しい電子機器を購入する際に、充電器付きか無しかを選択できるようになります。
充電器の再利用が進み、消費者は不必要な充電器の購入を年間2億5千万ユーロも節約できるようになります。廃棄された充電器や未使用の充電器は、年間約11,000トンの電子廃棄物に相当すると推定されています。
日本も同様の規則を定めて頂きたいところです。