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エジプトの原子力発電所新設プロジェクトは、ロシア国営原発企業 Rosatomの子会社であるAtomstroyexport JSCが2017年エジプト原子力庁(NPPA)から受注した物となっており、先月1号機原子炉建物のコンクリート打設を始めており、2028年1号機の商業運転を目指しています。
契約調印により、地中海沿岸のカイロから北西に約130キロのダバアに建設中の発電所にタービン関連機器と建設作業が行われる事となります。
韓国水力原子力は、昨年12月にAtomstroyexport JSCから優先交渉権者に選定され、交渉が行われ続けていました。
韓国はロシア経済制裁にも参加しており、ロシアの中央銀行や政府系ファンドとの取引を停止し、ロシアへの戦略物資の輸出を禁止していますが、韓国がプロジェクトに提供する技術や供給品目はロシアに対する制裁と衝突する可能性はないとしており、参加計画については事前に米国に説明しており、作業が進むにつれて同盟国は緊密な協議を維持していくとしています。
国際社会による経済制裁は、結局のところ、各国の利益の前には、最終的に成り立たない事が証明された事案の一つかと思います。